どうもこんにちは。
生息地に風が吹き荒れており、塗装ブースからの逆流に震えるふそやんです。
今回から空母 瑞鶴が再始動!年末までロングスパートをかけていきます。
アンカーチェーンの取り付け

なぜかこのキットにはアンカーチェーンがモールドされていません。
これ幸いということで、今回もフラッグシップ製 超極細アンカーチェーンを取り付けました。
そろそろ在庫が怪しくなってきましたので、次の選択肢を探しておかねばなりません。

艦尾も同様、モールドが無いのでそのまま取り付けました。
艦載機の組立

今回、艦載機はピットロード製 日本海軍機セット(5)と(6)を使用します。
セット(5)は零戦二一型のみ、かつ爆戦にして欲しいというリクエストを頂いているので、そのように組んでいきます。

セット(6)のランナーです。
これが1箱に5枚入っています。
零式艦上戦闘機 五二型

零戦は五二型です。
”ごじゅうに”ではなく”ごーにー”型です。
すべての機体においてですが、翼が非常に薄く造形されており、とても良い印象です。
少しだけ鼻が長いような気もしますが、気の所為でしょうか。

発艦時には戦闘隊として最前列を飾ります。
大戦後期の小隊は、4機で1隊だったと記憶しておりますので致命的に数が合っていません。
初期は3機で1隊だったので、これまた合いません。
ピットロードはなぜ5機セットにしたのでしょうか。
謎です。
零式艦上戦闘機 二一型 爆戦

こちらはセット(5)に含まれる二一型です。
増槽は装備せず、同セットに含まれる九九艦爆の25番爆弾を吊るして爆撃戦闘機とします。
少し前のロットらしく、セット(6)がグレー成型なのに対してこちらはクリア成型です。
クリアは視認性が悪い、樹脂が硬いため割れやすい等 欠点もありますが、キャノピーをマスキングして塗装するとクリアキャノピーに出来ます。
一長一短ですね。

実物は元々戦闘機だったため爆撃照準器がなく、爆撃の命中率は低かったそうです。
ただでさえ非力な零戦に250kgの重り、扱いは難しそうです。
彗星艦上爆撃機

液冷エンジン搭載の艦上爆撃機の彗星です。
爆撃・偵察・夜間戦闘なんでもござれな万能機ですね。
試作機が蒼龍に搭載されていたのは有名な小ネタ。
こちらも鼻が長い印象を受けますが、プロペラを付けたら印象が変わるでしょうか。

九九艦爆と比べて非常に小型、エンジンパワーもあり速度も出る。
欠点は自慢の液冷エンジンでしょうか。
レシプロ機が多い日本機のアクセントとしていい機体です。
天山 艦上攻撃機

偵察機 彩雲を姉妹とする艦上攻撃機の天山です。
天山の特徴としてかなり前傾姿勢をとった垂直尾翼が挙げられますが、こちらはしっかりと再現されております。
空母のエレベーターに合わせるために前のめりになったとか。
しかし残念ながら、垂直尾翼は機体の中央にまっすぐついており、左に数度傾いた特有の姿はオミットされています。

この甲板と垂直に切り立つ垂直尾翼が天山・彩雲の特徴です。
なぜか天山のみ脚の斜支柱まで造形されており、零戦・彗星と比べてやたらゴツいです。
設計者のこだわりでしょうか。
エッチングパーツの組立開始
純正エッチングパーツは要点を抑えてあり、無駄なく精密に仕上がるでしょう。
酷いときは酷いでおなじみの誤植があったら後々、ダラダラ書いていくこととします。

フィッティングは大変良く、信濃で見られた切り込みの入れ忘れなんかも無さそうです。
今回、遮風柵は閉じた状態をリクエスト頂いているので、中の補強?板を組み込んで

閉じてしまいます。
これから洗浄していくので、甲板には接着していません。
艦橋の組立

せっせこせっせこ組み立てました。
パーツ割がなかなか面倒な事になっており、そのままでは正面に向かって左側に傾いてしまうので、プラ板を噛ませつつ水平・垂直に。
艦橋窓は慎重に削り取ってエッチングパーツに置き換え、ラッタルも切り飛ばしながら組み立てていきます。
スクラッチのリクエストを頂いていました「黒板」ですが、モールドがあるのでそのままで良いでしょうか。

相変わらず艦橋周りの手すりは地獄ですね。
それとループアンテナ。
謎にきらめいている真鍮線の支柱は、ここにつけるプラパーツが別次元に転生してしまったため置き換えました。
真円が出ているのでこっちの方が良いでしょう。
頂上についている二一号対空電探は、いつものファインモールド製ではなく、純正エッチングパーツのもの。
中に入る網が無いのであっさり気味ですね。

全景。
流石に大型正規空母、非常に大きいです。
エレベーターはピットマルチで仮固定、完成後も上下させて楽しめる仕様にしとこうかなと思います。
というところで、今回はここまで。
では。
【今回のキット】
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